鳥の丸焼き。豚の丸焼き。オークの丸焼き。リザードマンの丸焼き。色々とあるが主人公の丸焼きという、なかなか斬新な切り口をもってくる話はそうそうない。これはそんなコミカルでギャグ満載なお話。ではなく、さっきまで話してた仲間がアッサリと死んでしまう。そんな生と死の狭間のギリギリを進んでいくハードなお話。主人公の丸焼きはあるよ。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(226文字)
ファンタジーだからといって甘くないのが好きです。しかし、綺麗な物語でもあるという二面性。飴と鞭が上手い美味い。自分には共感できないキャラが出るたびに魅力が増していく。王道の爽快感だけを求め…続きを読む
奇跡はなく、命は軽く、理不尽で救いようの現実に抗う人々の姿は儚くも輝かしい!
チートなものに食傷ぎみだったのもあって、新鮮に読めました。どうにもならないところから、足掻いて、もがいて、それでもなかなか進めない様が刺さります。
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