隣り合わせの灰と青春を超える勢いのヒットです。これです、こんな作品に出会う為に30年近く待ちました。
主人公が強くなり始める前の迷宮のどうしようもなさが魅力的。内容に直接関係ないが、「話」と「話し」の使い方が逆なのが気になる。書籍化される際には編集者がきちんと修正してくれることを期待する。
読んでいて脳裏に浮かぶシーンはあのゲームをプレイしていた頃思い浮かべていたあの世界。久しぶりに『隣り合わせの灰と青春』も読みたくなり探したら電子版があった。本作と併せて購入した。
私はウィザードリィ系は数作しかやっておらず、その手の小説は読んだことがないニワカです。 この手のゲームをしていくと、自然と最終的には主人公たちが最強の冒険者になっていくわけですが、おそらく前人未…続きを読む
ファンタジーとは、現実を忘れさせるものではありません。ファンタジーとは現実そのものです。現実を、別の形に移した置き換えたものです。だからこそ、その世界観や作者の目線は、書かれた時代を否応無く反映し…続きを読む
もっと見る