詩をメインに、たまに小説も書いています。 掌編小説では時空モノガタリ文学賞(テーマ「美術館」)、俳句ではお~いお茶新俳句大賞佳作特別賞など受賞。 月刊『ココア…
一読してまず、モチーフの多彩さに驚かされます。単純にいえば語句の幅広さ、ということになりますが、〈お茶の水博士〉(「猿」)から〈ばねのぱんだ〉(「Na」)、あるいは〈二日酔い〉みたいに青ざめた〈梢…続きを読む
レビュー時、四十編まで更新されています。遊び心があるかと思えば、強く胸打つ意志を感じて、煙った不安を見たかと思えば、流れる水の心地を聞く……。それらを揺るぎなく落ちつけているのは、筆者という幹…続きを読む
鴎の街などでは文字の並びも利用して視覚的な実験作も描かれていますが、根幹にある言葉がしっかりとされているので奇を衒った印象はありません。読み上げていくうちにさまざまなイメージが鮮烈に読み手に食い込ん…続きを読む
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