今からでも遅くないです。ディープな紹介の世界へようこそ。

紹介してる人は同じなんですけど、前回と今回では集まった作品も違いますし、ちょっとまた違うテイストの「あな紹」(雑な略し方)です。
作品に対する気持ちのぶつけ方が、手探りだった前回に比べきちんとしている(すいまっせん)と感じるのは、読む順番と感想スタイルをくじで引くことにした、たるまない緊張感が功を奏したのでしょうか。
とはいえ、ゴールが見えて来てからが遠いのは今回も同じようで、疲労感が滲み出ています。

良いこと言いたい感想の時に引いたくじが特殊「S(スケベ)」だったり、書き切れませんが熱血からツンデレからS(サド)からオカマからゴリラまで(!!)人格七変化は見ものです。ギャラリーとの応援コメの応酬も面白いですよ。
こう振り返ると力の入り所も見所もいっぱいですね。

しかれど私の脳裏には、片手にダンベル持って、気分転換に音楽をかけながら、物語の高まりと共にシャウトし、パピヨンをはべらせて文字に目を走らせている、野村周平と船越英一郎を足して2で割った(つまりカピバラ)顔の読書の魔人(オニ)が垣間見えるのです。

ひと回りもふた回りもキャパシティの大きくなった筆者を唸らせる作品が、今回はあったのでしょうか!?

100作品には欠けますが、バラエティに富んだ紹介で数十作があっという間でした。
(ギャラリーは、筆者の40分の1しか読んでいないのですから)

この道のりが遠藤さんの血肉になることをお祈りします。

さて総評も楽しみですが、まずはゴール!あとちょっとですよ!!

その他のおすすめレビュー

日竜生千 さんの他のおすすめレビュー69