私が文系だからなのか、ただ単にバカだからなのか分かりませんが(多分後者)、理系の友人と会話をすると「お願いだから日本語で喋って!」というくらい理解できませんし、会話が成り立ちません。けれどこの話はMさんが丁寧に説明してくれて、高校の時に全く頭に入ってこなかった単語がすんなり理解できたことに感動しました!二人のお付き合いの中でのやり取りもほっこりします。続きが楽しみです。
世に溢れる数学小説といえば、「素数大富豪」や「グロタンディーク素数」などの(数学好きの)内輪ネタが多く、知らない人からすれば「???」になってしまいがちです。ところがこれはそういうのを排し、個性的…続きを読む
Mさんの目に見える世界はきっととても豊かなんだろう、と思います。世界のそのすばらしさを表現するために数学という文法があって、彼女は数学の言葉で世界を表現しながら生きているのでしょう。でも主人公く…続きを読む
数学に苦手意識のある人、問題文を読んだだけでへき地に遁走したくなる人、証明せよ、を文末に認めた瞬間地球を脱走したくなる人。そんな人におすすめです。私は数学が苦手すぎて、文系向け、子供向けに書…続きを読む
作品紹介の前に妙ちくりんな話をすることを容赦されたい。「数学的な」人物とはどんな感じか、ちょっとした私見を。どこの大学でもそうだと思うが、理学部には変人が集まる。中でも、選りすぐりのぶっ飛んだ…続きを読む
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