見るものすべてがきらきらして、宝物だった――。あの頃を思い出す。

幼い頃、生き物たちと言葉が通じているように話しかけていた。
地面の上にしゃがみこみ、何時間もなにかをいじっていた。
今考えると「なぜ?」と思えるようなものに、夢中になっていた。

そんな経験がある方へ、ぜひオススメした作品です。

子どもの頃に、作者の身に起こったエッセイを読んでいるのですが、
いつの間にか自分自身の記憶が頭をよぎり、懐かしい思い出に浸っていました。

大人になって、忘れかけていたこと。
一見どうでもいいことが、とても大切な宝物と確信していたあの頃。
この物語を読んで、改めて思い出すことができました。
個人の感想になってしまいますが、読んで良かったです。出会えて良かったです。

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