雪のように降り積もる火の粉が、すべてを灰に変えてゆく

物語の始まりは真っ白な雪原。
仮想領域犯罪捜査官――通称、転送捜査官である主人公が狩るのは、美しい異形の巨虎ではなく、犯罪者。
元々の能力に加え警察権限も駆使する彼に狩れない獲物など無かった。
しかし、状況は一変する。

聳え立つ火柱が支配する世界。
容疑者となった主人公の運命は?
病院施設が隠蔽するものは?
やがて明らかになる過去のテロ事件。

この作者さまのアクションシーンは、まるで映画を観ているよう。ゲームに慣れた方なら、その映像も真に迫ってくることと思います。
息も吐かせぬアクション。
脇を固めるヒロインや天才ハッカー。
そして、素敵なおやじたち。(←重要。笑)

過去のテロ事件を扱った『血海に潜る』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884190535
と併せて、お楽しみください。

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