解説

 途中で気づかれた方も多いとは思いますが、本小説で扱っているカードゲームとはずばり大富豪です。

 大富豪といえば本来四人とかそれ以上で遊ぶものですが、今回は決闘デュエルということで二人です。そのため、本小説のような遊び方になっています。

 また、大富豪はローカルルールが多いゲームとして知られていますが、本作の大富豪でも多くの(少ないと感じる人もいるかもしれません)ローカルルールを採用しています。

 ここではそれぞれの数字や柄、本来のルールやローカルルールに対応する本小説での言葉を解説します。中には本来のルールとは少し変えていたり、僕が勘違いしている可能性もあるので、そのあたりはご了承ください。


 このルールで友達と熱く決闘デュエルをすれば格好いいことこの上ないでしょう。

 数年後に思い出して恥ずか死んでも責任は取れませんけどね!



 3:トリアル

  スペ3返し:最強にのみ勝る最弱ジ・エクセプション

   ジョーカーが場に一枚出しされている時にスペードの3で場を流すことができる。

  霙:死へと誘う終わりなき吹雪エターナル・フォース・ブリザード

   3を三枚出すことでいかなる時も場を流すことができる。


 4:カルタート


 5:クイント

  8切り返し:再生を断つ極斧槍イモータル・ハウルバード

   8が一枚出しされている時に5の二枚出しで場を流すことができる。


 6:セクティア


 7:セプト

  7渡し:前進と後退の架け橋スターダスト・ブリッジ

   7を出した枚数分、相手にカードを渡すことができる。


 8:オクターヴ

  8切り:再生を導く自在剣インフィニティ・ブレイド

   場を流すことができる。


 9:ノネット


 10:デプティアント

  10捨て:自由人たちの宝箱ガーベッジ・コレクション

   10を出した枚数分、カードを捨てることができる。


 J:リッパー

  11バック:上流へ流れる奇跡の川バックワード・ストリーム

   その場だけ強さが逆転し、2が一番弱く、3が一番強くなる。ジョーカーの強さは変わらない。


 Q:メアリ

  ブラッディメアリ:冷酷なる血の女王ブラッディ・メアリ

   相手の1と2のカードを一枚ずつ捨てさせる。

   (本来の効果は確か全プレイヤーが最も強いカードを二枚捨てるとかだったと思います)


 K:ロイヤレント


 A:エイス


 2:アルティマ


 JOKER:切り札(ジョーカー)


 スペード:ソードナイト

 クラブ :フレイル

 ハート :ウィズハート

 ダイヤ :トレジャー


 革命:礎を拒絶する交響曲リジェクション・シンフォニー

   同じカードを四枚出すと永続的にカードの強さが逆転する。

   つまり場が変わってもずっと11バック状態。


 縛り:固定フィクシング

   前の人が出したカードに続けて同じ柄あるいは連続する数字のカードを出すと、次の人は同じように柄あるいは数字を繋げなければならなくなる。

   例:スペードの4→スペードの6と続いたらスペード縛りなので次もスペードのカード

     スペードの4→スペードの5と続いたらスペード縛りかつ数字縛りなので、スペードの6


 複数枚効果:複式融合ソウル・ユニゾン

   霙とかブラッディ・メアリの効果発動を格好つけて言いたいがために名前をつけた。


 階段:同族結合スリーマンセル

   今回は出ませんでしたが、同じ柄の連続する数字のカード(例:スペードの3、4、5)を一気に出すことができる。

   その場ではずっと階段で出さなければならない。柄は縛られない限りなんでもよい。

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切り札《ジョーカー》はこの手の中に 四葉くらめ @kurame_yotsuba

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