久し振りに心が震えて、泣きました。

素直に泣きました。
ここにそれを報告いたします。


何が凄いって、こんなに人の静かな感情を、こんなに人の暖かな行為を、こんなに人の捻た思いを、でも根底にある優しさを描く作品があるだろうかと……

辛い中でも人は生きなければならなくて、温かいものを求めて生きていて……それがこの物語に出てくる人々全てに言えるのです。

あの、少年にすらその気持ちはある。

でも現状が辛い状況に追い込むだけ追い込んで、何が救いなのかがわからなくて……

でもやっぱり暖かな気持ちはそこにあって……



たくさんの人に読んでほしい。
こんなに泣いたのは久し振りです。