平凡だった俺が異世界基準では超絶イケメンでお姫様の付き人に好かれているようです

作者 白田 まろん

素晴らしき設定の勝利。君の思う『美少女』を信じろ!

  • ★★★ Excellent!!!

主人公・ヒコザは、現代日本で天寿を全うした後、その記憶を持ったまま異世界に転生した。
しかしそこは、日本とは美醜の感覚が真逆の社会だった!

兎にも角にも、このありそうでなかった「美醜感覚」の設定が素晴らしいと言わざるを得ない作品です。
日本ではパッとしない容姿だったヒコザは、この世界ではかなりのイケメン。
そして男女比率は1:3で、一夫多妻制が認められている世の中。
これでモテないはずがない。
たまにある、ハーレムラブコメで「なぜこの主人公がモテるのか分からない」現象が、設定の妙によって解決されているのです。

さらに特筆すべきは、ヒロイン・ユキの可愛さ。
ヒコザの目には超絶美少女に映る彼女は、この世界では最底辺の容姿。もちろんスクールカースト的にも。
だから自分に自信が持てず、おどおどしてしまう。
ユキにしてみたら、そんな自分を気にかけてくれるイケメンが突如現れて、しかも馬鹿にしてくる学校一の美人(つまりお察し)から庇ってくれちゃったりする訳ですから。そりゃときめきますよね。
ユキがヒコザに惹かれる過程も自然で、好感が持てます。

お話は、ちょっとドタバタな日常生活中心。
しかし何気ないようなことも、ヒコザと周囲の感覚の違いのおかげで、大変面白おかしく描かれています。
文章もすらすら読みやすく、気付けば一気読みでした。
この先も楽しみな一作です。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

その他のおすすめレビュー

陽澄すずめ(すずひめ)さんの他のおすすめレビュー 175