一話一話に『世界』が凝縮された、万華鏡のようなショートショート

一つ一つのお話が短編として独立した、所謂ショートショート形式の作品です。

そのどれもに日常の些細な綻びであったり、ふと感じる優しさであったり、独創的な世界観であったり、様々なものが詰め込まれていて、まるで万華鏡を覗いているかのような不思議な感覚を覚えます。

気が付けば物語に吸い込まれて、一気読みしておりました。

作者様の感性が随所に光る、優しいほのぼの、不可解な非日常、突然訪れる戦慄、多種多彩な感情を味わえる作品です！