レビューとしては、登場人物の一人々々が、生まれの出自なり、郷土への愛着であり、親族への想いなり、作品中の行動の裏付けを持っている点を最もアピールすべきなんだろう、と思うわけです。年甲斐も無く白状…続きを読む
いきなり最新更新に追いついてしまった。 一晩で50センチも積もっていく長岡の雪と格闘しながら、その合間合間に襄陽軍と金軍のそれぞれの土木工事の様子を読んで苦笑した。必死の攻防戦の中に笑いがあり、…続きを読む
現実では悲惨なものとなる籠城戦だが、物語の中ではとにかく浪漫あふれる展開となる。 本作「守城のタクティクス」も、押し寄せる大軍を、少数の精鋭達が迎え撃つ、心躍る物語となっている。 守る側…続きを読む
時は南宋時代。中国大陸の中心地の要衝、襄陽を狙って北から五十万の金軍が攻め込んで来た。迎え撃つは宋精鋭の正規軍……かと思いきや、なんと寄せ集めの襄陽在住の地方兵三千人。果たして襄陽軍は、北から迫…続きを読む
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