戦争は何もかもを奪う。それでも、日々は続く。
- ★★★ Excellent!!!
殺し合いです。以上。
そう言うしかないです。
が、それを見届けた人間たち、
つまり読者には、思いが残ります。
ネタバレしましょう。
物語は、何も終わっていない。
終わっていなからこそ、
物語の先にある人生に、
思いを馳せることが許される。
我々に言いようのない熱量を与え、
物語は速やかに立ち去ります。
さて、どうしてくれたものか。
湧き上がる何かを感じつつ、また、
沸き上がらされてしまったことを
悔しいと思いつつ、
日常に、書きたいものに向かおうか。
そう、思いました。
物語の力、見せつけられました。