萌語物語

作者 狼煙

81

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★★★ Excellent!!!

 この作品を、連作掌編集と呼ぶべきか? それとも小話集やコント集と呼ぶべきか? 読者によって評価は異なるだろう。

 しかし、どのようなカテゴリーとして評価しても、楽しい作品であることには変わりない。

 怒濤のように撃ち込まれる萌神のこじらせた言葉の弾丸。
 どのような弾丸にも怯まずツッコミを入れる雄常。

 毎話繰り広げられるコントに、ついクスッと笑ってしまう。


 萌えの解釈は萌神のオリジナルかもしれないが、やけに説得力があり、萌えに詳しくない読者(私)ならそんなものかと納得してしまう。

 正直なところ、私個人は目次じゃなく「萌え要素ごとの索引」が欲しい。索引があれば、例えば「ツンデレ」で調べると、関連する話がすぐ読み返せるようになる。

 何でそんなことを要求するのかと言えば、私が「萌え」に詳しくなく、そしてこの作品で勉強しているから。

 私同様に、何となく萌えとはこういうものかと、生半可な知識しか持ち合わせていない方にとって、この作品は参考書にもなる。

 様々な楽しみ方があり、利用方法すらあるこの作品。
 是非、多くの方に楽しんでいただきたい。

★★★ Excellent!!!

この小説には良い所が三つあります。

一つは、萌神様という愛すべき幼女がいる事。

二つ目は、雄常という頼れるお兄さんがいる事。

三つ目はお話に続きがある、という事です(ここ大事!)

ネタに関してはあえて触れません。

見知らぬ道を歩く楽しさ、物語を読み進める快適感、
それを共有出来る幸せをどうぞ、ご賞味あれ(^_-)-☆

★★★ Excellent!!!

萌パワーを得るために、古今東西の萌えについて、語り、さらには体現しようとする(そしてたいていズレてしまう)萌神様が本当に可愛いです!

さすが萌神様! 萌え……じゃなかった、笑いが止まりません!(あれ?)


会話文が主体なので、さらりと読めるのですが、サブタイトルにまでちりばめられているネタといい、毎回、綺麗にオチる会話といい、作者様の努力と力量を感じさせられます。

が、難しいことは考えずに、ぜひともこの作品を楽しんでいただきたいです!

かる~く読めて、萌えの勉強になり、しかも笑って元気になれるというおまけつき!

萌神様の魅力に、あなたもやられちゃってください!

★★ Very Good!!

全ページ読ませて頂きました!
萌神かわいい!!! しかして、私が注目するのは雄常くんです。
あんなにも萌えず萌えられず(?)萌えをなにか遠い異国のように論破してるであろうその雄姿に乾杯です!

あらゆるシチュエーションを考え抜く作者さんにも乾杯しつつ、
ギャグなのに日常系なこの作品を
「親心萌え」で眺める私がおりました。

今後の展開も気にしつつ、雄常くんが萌えを習得する日は来るのか?!

一ページ一分で読めると言う売りがとても良く、毎回意味深なタイトルに面白みを感じました。

★★★ Excellent!!!

「というわけでね、カクヨムで注目している作品のレビューをさせて頂きたいんですけど」
―今回の作品は『萌語物語』 狼煙さんの著作です

「こう言うのも何だけど、よくわかってないでしょ、あなた。萌えのこと」
―うん。何て言うか、いまいちルールがわかんないスポーツ見てるみたいな。

「ああ、カーリングとか」
―カーリングは知ってますよ。真剣勝負をする選手たちの凛とした美しさと、そこで交わされるどこかほのぼのとした方言による会話とのギャップを愛でる競技でしょ?

「ねえよ、そんな競技。けど、何気に理解してるじゃん、萌えを」
―あ、今のやつ、萌えですか。

「広義ではね。それにしてもこの作品はすごいよ。『萌えとは心の栄養』『人間のみに許された高等感情』って。一エピソードに一語、出るわ出るわ萌語の数々」
―萌語botとか作れそうだね。『主人に従いつつも赤面による恥じらいを表現すること忘れない女』『卑しいメス豚にどうかそのシュークリームをお恵み下さいませ』だって。

「きわめつけは『鬼に金棒、幼女にスクール水着』って。どんな構造の脳から湧き出して滴来るんでしょうね、このフレーズ。
―いやいやいや、俺だってスクール水着には興奮するぜ。

「あれ、そうだったの?」
―なにしろ『スクール水着の日焼け跡保存会』略して『スク保』の会員だからね。

「健康指定飲料みたいな略称だな。つうか初耳でした。あなたにそんな性癖があったとは」
―うん、まあ俺の場合は熟女限定だけど。

「……聞こえたね、今。いろいろなものが引く音が」

―ゾクゾクするよね、「ピザをピザパイと呼ぶ熟女」とかね。
「するんだ、ゾクゾク」

―夏の神社で、白装束の胸元を広げて風を送る様に見とれていたら、気づかれてこっちに険しい視線を返してくる『熟巫女(じゅくみこ)』とか。
「あるのか、熟巫女って言葉。それにしても暑苦しい語感だな」
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★★★ Excellent!!!

萌の全てを理解した女神、萌え神。基本的に、彼女が萌の魅力を語っていくショートストーリーです!
1話あたりの文字数は少なめであり、1話ごとに一つの萌の魅力を語っていく。まるで、萌の哲学書とでも言うのでしょうか?ついつい、「あー、分かる!」と共感してしまうのですよね!

あなたの持つ萌要素も必ずあることでしょう。そして、新たな萌え要素に興味を持つきっかけにもなります!萌の見聞を広めてみませんか?笑

★★★ Excellent!!!

うん、楽しい! これが感想。

そして、楽しく萌を語ります。その者の名は萌神さま。

萌神様と共同生活で、なみのおとこは萌に目覚めるか?
萌の種類、萌の本質、そして、萌から始まる繋がり。
所々に、パロディネタがあり、それを探すのもまた一興。

おすすめは、じっくり、執着して読んで下さい。それが萌の神髄です。

★★★ Excellent!!!

人は何に萌えるのか。
その性癖は十人十色、千差万別。
星の数ほどある『萌え』について、ただひたすらに語り、自ら実践し——
そして敢え無く散っていく、そんな神さまが『萌神』です。

キュンキュンニヤニヤなラブコメを期待してはいけません。
ト書き形式の会話文で淡々と繰り広げられるのは、それぞれの『萌え』についての分析と活用法。
その多種多様性たるや、よくぞここまでと唸ってしまうほど。まさしく『萌え』理論のデパートと言っても過言ではないでしょう。

そして更に忘れてはならないのは、そこかしこに散りばめられた小ネタの数々。
思わずクスリとしてしまうものから、ここでそれブッ込んでくるんかい! と盛大にツッコミたくなるものまで。
個人的に、作者さまの小ネタのセンスが大好きで、毎回の更新を楽しみにしております。

一話一話の文字数が少なくてすぐ読めるのも魅力的。
それでいて必ずクスッと笑えるのだから、もう言うことありません。
奥深い『萌え』の世界(と小ネタ)を、あなたも堪能してみませんか?

★★★ Excellent!!!

このお話は、『萌え』を語る幼女神『萌神』と、『萌え』を知らない主人公波野雄常が会話をしているシーンをつづっています。

萌えとはなにか。
具体的になんなのか。

そこを雄常にわからせようと迷走する萌神。
……かわいい……。

小タイトルも思わず吹き出す文字の羅列。
例えば、『ワンフォー雄常 雄常フォーワン』。
……うん、読もう。そう思いますよね!?

そして読んだ後。
そうかぁ、『萌え』なぁ。
じゃあ、いっちょ、この『萌神』の言うとおりにやってみようか、とおもった女子の皆さん。

……どえらいことになりますよ。そこだけは要注意!