とりあえず…お客さんの中に、それらしい人物はいなかったな…。






従業員をあたってみるか…


俺は事務所に向かった。






『なんなんでしょうね?…ペンギンの檻の前だけなんですよ、お客さんが寝てるの…。』


事務のおばちゃんが話している、


丁度いい。






『ほんと、困りますよー、ただの居眠りだから注意も出来ないし、子供なんて、疲れたら何処でも寝ちゃうでしょ?』






『うちの子も、すぐ寝ちゃうのよ~。』




『うちもよ~あははは。』






おや?話しが脱線し始めた…。


まぁーしかたない…二階にいってみるか?






俺は二階に上がり、資料や日誌をのぞきみた…。








『にゃー。』 ふむふむ…何っと…!!?








日誌によると…約一年前から、お客さんの居眠りが見つかり始めた…と。






資料の一年前は…と、


ペンギンの檻が新しくなり、それにともない新しくペンギンを増やしいるな…。






ペンギン…か…。

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