『にゃー。』


俺を眠らせ、しかも猫パンチは効かず…


変な踊りまで、踊らせるとは…やるな…


ペンパイア。






『…ん?今、ペンパイアって言った?言ったよね?俺そんな名前違うから。』






『にゃー。』でも、なんで人々を眠らせているのだね?ペンパイアー答えろ。






『いゃ、だから…ペンパイアじゃねーし。』


ペンギンは呆れながらも、質問に答えてくれた。








俺は…南の海、氷の海で育った…。




約一年前…


いきなり激痛に襲われた、


人間達の麻酔銃で撃たれたんだ…


俺は睡魔と闘った、眠るものかと…眠ってたまるかと…


でも、勝てなかった…。




気が付くと、暗いところに居た、何日も何日も…。




ある日、


俺は気付いたんだよ、眠れなくなっていたことに、


氷の海から、激痛と睡魔に襲われて、気が付くと暗闇


この異常な状況から俺は…睡眠がとれない病にかかってしまったのだった。


そう、眠るのが恐ろしくなっていた。






やはり、生き物には睡眠は大事だった、眠れなくなってから、俺はどんどん衰弱していった…


もう、最後には、動く事も出来なくなっていたよ…。






最後の最後…もう死を覚悟したとき、目の前に…ぷかぷか浮かぶ何かが現れた…。




『にゃー。』話し長。

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