もう何も書けない。この物語の前では言葉はとても無力だ。恐ろしく悲しくどこまでも乾いているのに、読み終えたあとの爽快感たるや・・・脱帽だ。
パチッ( ⊙ω⊙ )ボクオキタ すだちひなと読みます。巣立ちたい。元はたまごを守るだけの筆名でした。巣立ちたい!!!の思いを込めて、旦那が名付けてくれた…
何故か途中でやめることができず、一気に読んでしまいました。「わたし」は最後にやっと… なんだか言葉が見つからないんですが、本当にこの作品を読めて良かったです。
なんて悲しい話なんでしょうか。それなのにいつまでもこの世界から抜け出したくないと思ってしまう不思議。プロとして活動されているんですね。どうりで。
この小説の世界に救いはない。では主人公には救いはないのか。救われるとか、生きるとか、そういうのどうやったらできるのか。そんなことを思いながら読みました。この小説には救いのない世界で人が救われるこ…続きを読む
愛というものは、愛されることによりもむしろ愛することに存する。――万学の祖、アリストテレスの言葉だ。この物語を読んでボクはこの言葉を思い出した。この物語には愛が溢れている。しかし、それは全て…続きを読む
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