食事シーンがおいしそうに感じる作品は間違いなく良作

 常に灰が降る街で、ドラッグ「ヒミコ」を使用し怪物化したモノを取り締まる特務捜査官と、ネコと呼ばれる少女のバディもの。
 初めはぎこちない彼らが捜査と日常を通じて本物の絆で結ばれていく。

 彼らを結びつけるもののなかで特に大きな役割を果たしているのは、おいしそうな食べ物だ。
 食事シーンは間違いなく読者の胃袋を刺激する。
 そして、食事シーンの素晴らしい作品に、外れはない。

 第一部は完結したが、まだまだ謎が残ったまま。
 これからトシヤとミィをはじめとする登場人物達がどんな事件に挑み、どう解決していくのか、とても楽しみだ。

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