果たして、三角関係と、作品の行方は? 個性豊かなキャラクターが沢山。

この物語の面白さを支えているのは、個性豊かなキャラクターたち。
ヒロイン綺羅、カオル、メグル、がしっかりと地に足を着けて立っていて、自由奔放に振る舞う。
だから、時にハラハラするような展開や、焦れ焦れする出来事もあるけれど、個が個として立っているので、無用な脱線はない。
創作に対し、「そこにキスシーンは必要か?」と問うシーンがある。
これは、創作する身としては、ハッとさせられる台詞だ。
ラストシーンは含みを持たせていて、今後彼らがどうなっていくのか、楽しく想像してしまう。

キャラクター人気投票をするのなら、個人的に、ハルヱ婆に一票だ。

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