ふたりの語り部に導かれる、懐かしく温かい憧憬世界

物語の語り部である夏音と紗雪。

ふたりは人間ではないのですが、可愛らしく人間にとって身近な彼らの正体には、物語の中で出会って頂くとして……


この物語を読んでいると、なんとも言えない心地良さに包まれてしまいます。作者様が使われる言葉のひとつひとつが丁寧で、巡る季節の美しさと記憶の中から消えかけてしまった、過去に見ていた憧憬への懐かしさがそうさせるのでしょうか。

同時に物語に散りばめられた、可愛らしいユーモアも温かいです。


是非、この物語に出会ってみてください。

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