私も将来、こんな素敵な怨霊になりたい。
- ★★★ Excellent!!!
主人公の前に怨霊が現れます。
現れますが、この怨霊、なんだか色々ヘンです。
サムライらしいのに、
現代語でやたら気さくに話しかけてきます。
主人公のご先祖に恨みがあるらしいけれど、
その恨みだって、どうやら単純でわかりやすい負の感情ではなく、
なんだか色々な想いの混ざった複雑な恨みであるご様子。
そんな一癖二癖とある怨霊が出てきて、
さらにコメディと銘打っているのですから、
これはもう笑えるに決まっています。
実際に怨霊さんは本編で大暴れしていて、とても魅力的なキャラクターです。
将来死んだら、こういう素敵な怨霊になりたいと思いました。
そのために今世を一生懸命に生きようと思います。
私の将来はともかくとして、
この素敵な怨霊さんと主人公は、なんだか物騒な事件に巻き込まれていきます。
一体どんな真相が待っているのでしょう?
一体怨霊さんは事件の中でなにをやらかしてくれるのでしょう??
コメディだけではない、物語の深部が徐々に姿を見せて、どんどん引き込まれていきます。