まずはじめにお断りしておこうと思う。私はどうやら、他の読者の方々とは違った見方をしているらしい。であるから、このレビューはあまり参考にならない。それを踏まえた上でお読みいただきたい。これは、哲学…続きを読む
これは、ある国の戦いの記録。しかしそれはまた、一人の青年と一人の少女を軸に描かれた理想の国を、社会を作るための戦いの記憶でもある。孤児として生まれ、何か大きな自分以外の意思に従って命を受けるまま…続きを読む
歴史小説好きは勿論、そうでない方にも読み応え抜群です。ファンタジーは、やはり骨組みがしっかりしていないと、空疎なものになり、つまらないと感じてしまいますが、この作品においてその心配はありません。…続きを読む
作者である彼とは、言葉でのみ繋がっている。Web小説の世界で知り合った、顔も知らぬ人物に一目を置くのは、陰翳礼讃の精神を忘れた、文明の利器が齎す愚行なのかもしれない。しかしだからこそ、他の方々…続きを読む
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