楽しむ心を忘れないで
- ★★★ Excellent!!!
古い小屋の先は、緑豊かな世界でした。
大学のサークルでアルトサックスを担当する主人公は、その世界で不思議な少女に出会います。
サックスと歌を楽しんで手応えを感じた主人公。読んでいるこちらも嬉しくなります。
途中で登場する謎の敵は、秩序を重んじて楽しむ心を不要とする存在。それに立ち向かう主人公が格好良いです。
時と場合によって、楽しむ心を表に出してはいけないこともあります。しかし、表に出さなくても、忘れてはいけない。
この作品を読んでそう思いました。