TEST

あとがき

この小説は著者、冬夏にとっておそらくはじめて、ひとつの作品を書くことができた作品です。ので、作者の分際で、あとがきを記念として残させてください。


まさかのあとがきです。まあ、いいでしょう?


今回、大幅に加筆・修正を行い、カクヨムのコンテストに応募できるように文字数もそろえて、まとめることができました。


少しずつ、約40話くらい書いていたものを、Windowsのメモ帳に全部コピー、ペーストをして、編集をしたのです。が、する前と後ではなぜか3000文字くらい差が出てしまいました。これはコンビニでレジを閉める時、Excelでお金の計算をして合わせる時、いくら合わない、なぜだ!!というあの不安感によく似ています。


パソコンであれば、少しは読みやすくなったかもしれません。


仕事が終わった後、8時に閉まるカフェで少しずつ完成に向けていきました。

まったく手につかない日もありましたが、思い切ってカクヨムの編集画面を開いて、文字を打つことができて、1000文字2000文字、書き進めていくとこんなに楽しいことはありませんでした。


加筆修正の、加筆……。これは結局は蛇足になってしまうかもしれません。

小説でもなんでも、加えることはよくないと、いわれています。大事なのは削ることだと。そこもひとつ、頭に入れたつもりで、推敲を進めました。


カクヨムでヨムことより、ずっとカクことに専念してきて、やっとヨムことに専念できる……と言えられればよいのですが、たとえるならば、木の幹から枝が伸びるように書くことが楽しみで楽しみでならない。


私は異世界ものは読んだことがないのだけれど面白そうだと思うし、自分でも、

どういうものが書けるのか試してみたい。読んでみたい。


もちろん本作品僕とみすゞの就労支援の続きを書きたい。続きが、読んでみたい。

なんというあとがきでしょう。これは。


だから全然、「やり切った感」はないんです。一生ないと思う。書くことの楽しさを、好きだということを知ってしまったから。


今回、登場人物紹介をつけ加えました。ちょっと憧れていたし。

作中の引用フレーズについても、最後に紹介を書きました。これは森博嗣作品や講談社の作品によるところが多く、「こんな文字を自分でも書くことができたなら……」とずっと思っていたので、そこは刻むことができたので、うれしい。


ぶっちゃけ奥付も書いてやりたい

書きます


もう、平日の0時です。風呂もこれからだし、洗濯機が回っていて、最近入居した隣人が乗り込んできそうなので、終わりにしたいと思います。


作品を書いているあいだに、たくさんの良い影響を、気づきがありました。


舞台設定の特殊さのユニークさはあると思いますけれど、感想や評価をいただいた方たち。

そして昨年、私が見た映画の中で最高傑作だった作品「響」で、主人公響が放ったセリフで特に印象的なものがありました。


「10年小説を書いてきたなら、少なくとも、あなたの小説を面白いと、思った人がいるのでしょう」

「作者の分際で、ひとが面白いと思った小説に、何、ケチつけてるの」


この言葉は大きな自信に繋がりました。


自分で駄作だとか、評価がわからない、10万文字書くのは初めてだし。

そこに、応援を、星を、「何かを感じてくれたひとたち」がいてくださったのです。


そこに繋がるのです。自信が。あ、「そこに」がかぶってしまった。


ありがとうございました。


それでは、入浴して、ロヒプノールを飲んで、デパスをぶち込んで、ワインをあけることにします。


これからも書き続けます。




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ぼくとみすゞと就労支援 赤キトーカ @akaitohma

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