これはちょっと面白すぎるだろう

 たった今さっき知って、今あがってるところまで一気読みしましたよ。ええ。

 この手の小説は他にも存在しているらしいとは聞いたことがあるのだが、いざこうして実物を見せられてしまうと、ひとりの人間が一つの言語体系を組み立てることのマッドさが嫌と言うほどわかる。どうすりゃこんなキチガイじみたことを実行に移そうって思えるんだ。

 面白い、面白くないじゃなく、興味が読むことを止めさせてくれない。物語の進みは牛歩と言うべきなのだろうが、そんなこんなもすべて主人公の、文字通りのレベル0からの悪戦苦闘の前にどーでもよくなる。すごい。ヤバい。

 知的好奇心をくすぐられまくるというか、勢いよく引き出されまくる感じです。しかしこの、作中言語を理解できたときに冒頭に戻りたくなる構成はズルイよなぁw したくても真似出来ないけどw

 更新のごとに冒頭からまた読み直してしまうんだろうなぁ。恐ろしいものに出会ってしまったものです。




追記。
共同開発されてる架空言語を用いての物語だったんですね。失礼いたしました。まぁ、それにしても架空言語の言語体系分析に挑む物語としての面白さは微塵も揺るがないわけで。更新、楽しみにしています。

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