応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  •  なんというか、どこまでも女の子らしい反撃ですよね。ナイフでぶっ刺すのかと思っていました。親友が消えたと思ったときの東山さんもですが、かのーさんの書く女の子は、本当にどこまでも女の子なんだなと思います。僕は男キャラの役割を結構女キャラに背負わせたりするから新鮮に見えます。

    作者からの返信

    片山様
     コメントありがとうございます。
     主人公の六人の行動を描写するにあたって、大前提として
    ・まだこの世界に来て一月半程度
    ・それまでは普通の高校生だった
     ということを意識して書いております。なので根底にあるそれまでの人生経験が圧倒的に不足している彼等が、窮地に陥った際にどのような行動をとるかを考えると、やはり地が出てしまうのではないかという結論に至り、東山さんは泣いちゃうし、なっちゃんはビンタとなりました。
     逆に普段は『男は愛嬌、女は度胸』ですが、窮地の時はカッシー、こーへい、かのーの方が男らしい行動を取る様を描くように心がけております。

     片山さんの作品に登場する女性は確かに男性的判断ができるキャラが多いですね。ユエ然り、ギニョル然り、流煌然り。
     いざという時『引き金をひけるか?』は、それまでに当人が過ごしてきた経験が大きく関わってくるのではないかと私は考えています。
     ユエは若いですが戦争を体験し、硝煙の末姫の異名を持つほどの銃の才能の持ち主ですし、ギニョルやフリスベルは数百年を生きて来ている人物です。
     それ故に男性的役回りをすることができる、素質と資格を各登場人物がしっかりともっているので、彼女達が所謂『引き金をひいて』も読んでいて何の違和感もありません。そのへん片山さんが描かれる登場人物の魅力的な部分ですよね。いつもしっかり設定練り込んでんなー流石だわーと思っております。
     ですが、東山さんやなっちゃんは気は強いですがまだ『引き金をひける』資格と経験が足りないので、いざという時女の子しちゃっております(結局東山さん、ぶん殴ってマダラメ地獄に落としてますけどね)
     もし今後、今回の部のように人の生き死にに多く触れて経験を積み成長すれば、彼女達も或いはですが、男性的役割を担う場面が出てくるかもしれないです。
     ちなみに現在の所六人のレギュラーの中でその資格があり、躊躇なく行動に出れるのは時任だけです。


    >>かのーさんの書く女の子は
    しーっ、しーっ! (´д`;)

    編集済
  •  大烏とうとう撃破ですね。昔、クロノトリガーというゲームで、『ひらいしん』って技があったのを思い出しました。
     一般的なゲームでいう、いわゆる”バフ”、”デバフ”系の魔法があったら、日笠さんも活躍できそうです。

    作者からの返信

    片山様
     コメントありがとうございます。
     予定より大鴉討伐、大分長くなっちゃってちょっと反省しております。
     カッシー達は個々がまだまだ弱いので連携を駆使して戦う様を多く描くようにしています。
     こーへいやかのーは特に多いです。
     クロノトリガー懐かしい。反作用ボムとかX斬りとかありましたね。
     そして刺した剣に落雷させるのは男のロマンです。

     日笠さんの魔曲が攻撃に偏っているのはササキの趣味もあるのですが、設定上回復とかも使えるようになっちゃうと、ちょっと面白くないかなあと思い、敢えて回復はなっちゃんオンリーにしております。
     バフデバフ、確かにあれば有利ですね。今後六部で、ササキではないのですがとある子が頼まれて作った魔曲により、日笠さんもバフ系魔曲が初めてつかえるようになる予定でおります。まだだいぶ先ですが……。

    編集済
  •  マダラメの呼び出した黒い手にダメージはないみたいですけど、レイスの魔法みたいに、やる気になれば、命を奪うこともできるんでしょうね。
     今一歩まで助けに来た親友の東山さんに、恐怖を克服した日笠さんの魔法。後は、なっちゃんの覚醒を待つだけとなったのでしょうか。

    作者からの返信

    片山様
    いつもコメントありがとうございます。
     マダラメの呼び出した黒い手ですが、物理的な攻撃を仕掛けることができる魔法製の使い魔のようなイメージで描いております。
    今回は半転生の法の最中だったために加減していましたが、仰る通り、彼がその気になれば絞め殺す、首の骨を折る、叩き潰す等々で対象の命を奪うことは可能です(生気を奪って相手の命を奪うレイスの触手とは質が異なりますが)
     諦めない少年少女達がそれぞれの方法で行った、少しずつ少しずつの妨害で半転生の法はマダラメが当初目論んでいたものから狂って来ているのですが、その過程を上手く書けたかいまいち自信がありません。
     なっちゃんがはたして無事かどうかは……もうちょっとお待ちください。

  •  毎回やってる、握手のタワーですけど、これは何か公式の呼び名があるんでしょうか。だんだん馴染んで、テンションが上がるようになってきました。これをやると、ものすごい困難があっても団結して勝てるんだよという気がします。シンドーリが入ってるのが嬉しいですね。

    作者からの返信

    片山様
     コメントありがとうございます。
     公式の呼び名……!? 全然決めてませんでした。なんでしょう……え、『円陣を組む』……とかかな。
     バレーボールとかサッカーとか野球とかでも最初にやってる気合を入れるための儀式っぽいあれと一緒です。
     毎回のいざ作戦開始!的なシーンで、盛り上げるため入れておりましたが、そう言われると冥利に尽きます。ありがとうございます。

  •  ちょいと誤字です。日笠さんの場面、『なんとかきゃしなきゃ』になってます。

     ところで、かのーはわりと惨状見てますけど平常運転ですよね。スラムがどうたら言ってた気がしますが、アメリカに居たとき、何か体験したんでしょうか。

    作者からの返信

    片山様
     ギャース! 恥ずかしい! ご指摘ありがとうございます。修正しました。

     かのーですが、平常運転に見えるのは『何も考えていない』だけです。とりあえずその場を何とかしようという行き当たりばったりな思考回路の持ち主なので、ゾンビ映画程度にしか捉えていない――というスタンスで描写しています。
     彼が本気でテンパる状況をあげるとすれば、銃器類と直面した時でしょうか。パーカスでブスジマが取り出した銃を見て、割とビビッているシーンを書きましたが、ご指摘の通り帰国子女で、今と変わらず向こうでもバカをやってギャングに追われ、痛い目を見た――というエピソードがあるにはあります(その辺ちらっとカノーの心理描写で書いています)
     ですが、基本何も考えてないので、ヤバさを身に染みて分かっているものと対峙しない限りは、初遭遇の敵に対してはなめてかかる感じで彼を描写しております。

    編集済

  • 編集済

     年のせいか、体に負担をかけるパワーアップというと、界王拳とか、ギアセカンドとか思い出してしまいますね。確かに、サクライ王が時任を使ったらすごいことになりそうですね。時任は何代くらい持ち主を変えてるんでしょうか。昔読んだときは、ちらっとですが過去が書かれていた気がしますね。

    作者からの返信

    片山様
    コメントありがとうございます。

     私も年のせいか、書き直していて「こりゃギアセ○ンドだな」と思いました。当時は界○拳はありましたが、まだギアセカンドはなかったので、ギリギリパクリではないと思いたい……。
     時任ですが、設定上だいたい160歳(人間ではないですが)です。
     物語で出てくる現在の『エド』国が鎖国をやめた幕末のイメージで描写しているので、例えるなら江戸時代中期作の刀となります。

    >>時任は何代くらい持ち主を変えてるんでしょうか。
     具体的に何代くらい使い手変えてるか決めてませんでした。スイマセン……。
     ですが、使い手が非業の死を遂げる妖刀といわれている通り、彼の使い手は例外なく短命です。理由は和音による肉体の過剰酷使のためや、妖との戦いによって命を落としたりと様々ですが、両手では足りない程変わってるイメージです。
     彼の過去とその出自については、仰る通りでこの後の部で明らかになっていきます。

  • ここで日笠さん登場ですか。しかしこの鴉一筋縄ではいきそうにないですね。

    作者からの返信

    片山様
    いつもコメントありがとうございます。
    日笠さん到着です。クライマックスです。
    ようやくこの次の話から四部終章となります。
    長くならないように気を付けます。

  • 死の舞踏マダラメにも効くんですね。

    作者からの返信

    片山様
    コメントありがとうございます。

     死の舞踏の効果は、『アンデッドを自在に操る』という効果なので、マダラメにも適用されます。
     ただ意志や知能を持たないスケルトンなどとは異なり、高い知能と魔力を持った死神相手には100%効果が適用されませんので、抵抗されています。

     なお、伯爵も吸血鬼なのでバリバリ対象なのですが、彼には死の舞踏の効果が適用されていません。理由は彼が魔曲に対抗する術を知っているからです。なつきの奏でた四つの気質を掻き消したのも同様の理由からです。
     何故その術を知っているかは今後の伏線となっています。

    編集済
  •  今更なんですけど、時任って、魔法を斬れるんですね。この作品においては、神器の使い手以外に、味方にあんまり魔法を使える人がいないので貴重ですよね。対セキネ戦でも、キッシー以外は炎を避けるしかありませんでしたし。時任みたいなマジックアイテムって、他にあるんでしょうかね。

    作者からの返信

    片山様
    コメントありがとうございます。

     ご指摘の通り、時任は退『魔』の刀なので、魔の眷属が持つ力の源と同様の属性を持つ『魔法』も断ち切る斬ることが可能です。
    何故この刀がこのような特殊な能力を持っているかについては、時任の出自が絡んでくるのですが、それについて明らかになるのは大分後の部でとなります。

    >>味方にあんまり魔法を使える人がいない
     物語にあまり関係ないので触れていませんが、この大陸では魔法を使える人物は限られており、血筋が大きく影響するという設定があります(第一部でペペ爺が言及しています)
     魔法使いは非常に希少な職種であるため、滅多に会える存在ではないので劇中にもあまり登場させていません。
     ちなみに、『血筋』が魔法を使用できるか否か大きく関わっているので時を重ねる度に魔法使いの血は薄れていく現状、その数は減少の傾向にあります。
     結果、長きに渡って魔法の恩恵に頼っていたこの大陸は、他国と比べて技術の発展が遅れ、現在管国はチョクをパイプ役としてスタインウェイと交渉し、カガクという技術を導入しようと試みているという設定がありますが、多分大きく触れることはありません。

    >>時任みたいなマジックアイテムって、他にあるんでしょうかね。
     この大陸にも退魔の剣があります。マーヤ女王が10年前の冒険で使っていたものです。次の部で登場予定です。

    編集済
  • その21-2 少女の想いへの応援コメント

     アンデッドを通して、死の残酷さ、恐ろしさをしっかりと描いたことが、このシーンの日笠さんを支えているような気がします。シリアスバトルものにおいて、しり込みして雰囲気を削ぐ奴は嫌われますが、これでもかというほど死ぬ事の恐ろしさを見たので、当然だよなという思いもあります。10年前バージョンだと、あんまり活躍してなかったイメージなんですよね、日笠さん。

    作者からの返信

    片山様
    コメントありがとうございます。

    >>10年前バージョンだと、あんまり活躍してなかったイメージ

     仰る通りで、日笠さんについては、パーティのまとめ役兼、物語の狂言回し的立ち位置にも拘わらず、10年前の原作ではあまりにも活躍の場が少なかったために、一部~四部全ての部を通して少し話に介入してくるよう改稿しております。
     加えて、彼女の目立った活躍が描かれるのは六部以降となるのですが、それだとあまりにも遅いので、どうせならそこに至るまでの彼女の成長をもう少し前から鮮明にしていこうと考えたのも理由の一つです。
     
     結果、『異世界を受け入れて前に進もうとするカッシー』と、『異世界を受け入れられずその場で立ちすくみ葛藤する日笠さん』という、対極的な位置付けで二人の関係と彼女の想いを絡め、物語を進めるようにしてみました。
     もし右も左もわからぬままに高3の少女がいきなり知らない世界に飛ばされたら、きっとこんな感じになるのではないかと思うのですが、正直ちょっとうじうじさせすぎちゃったかなーとも悩んでいる次第です。

    編集済
  •  マーヤの兄を救ったことといい、東山さんて、わりとおっさんキラーですよね。ムロイさんは、昔の連載時の名前だったような。当時は踊る大走査線がまだはやってたような。

    作者からの返信

    片山様
    コメントありがとうございます。
     言われてみればおっさんキラーですね東山さん。
    彼女はカッシーの意地や我儘とは違った形で、ぶれない信念を心に持っている子です。青臭いと言えばそれまでですが、愚直なまでにその信念にひたむきな姿勢が、やさぐれたオッサンの心には響くのかもしれません。
     ムロイについては、凄い……本当に10年も前の話をよく覚えてますね。仰る通り東山さんの当時のあだ名で使ってましたが、ネタが古いので『委員長』に設定を変えました。今回再び出したのはこの後の話に続く伏線となります。

    編集済
  •  シンドーリは今まで出てきた奴らの中では最強っぽいですね。時任全盛期もいいところ行きそうではありますが。

    作者からの返信

    片山様>
    コメントありがとうございます。
     この部では伏線と導入のみで、伯爵の行動目的や出自が明らかになるのはまだまだ先となります。
     ですが、純粋な強さで言えば、不死者の王たるノーライフキングですので、死神であるマダラメをも超える魔力を持っている人物です。人間と協力関係にあるとはいえ、同族(魔の眷属)に直接手を下すのは彼の美学に反するようで、あくまで音の魔法の結界のみの助力という形に留めていますが。
     時任は使い手の潜在的な能力によってその強さにムラがでるため、一概に強さを測ることは難しいのですが、今後のカッシーの成長次第ではシンドーリに肉薄する強さとなる可能性はあると思います。
     なお、仮定ではありますが、時任が最もその力を発揮できる使い手は誰か? としたら現状はサクライ王です。

    編集済
  •  シンドーリって、昔は『デュオニソス!』とか言ってませんでしたっけ。英語の方が分かりやすいかも知れませんが。
     

    作者からの返信

    片山様
    コメントありがとうございます。
    凄い……よく覚えてますね。その通りでございます。
    10年前の原作で伯爵が感銘を覚えた時に都度言い放つ言葉が「ディオニソス」でした。
    今回リメイクにあたり設定の矛盾等を取り除く作業を行ってから書いておりますが、ディオニソスは現実世界の神様の名前なので、異世界の伯爵がフレーズに使うのは不自然だろうと考え、台詞を変更しました。
    ちなみに大分後の部で少し触れる設定となりますが、この世界のスタインウェイという国や、西方諸国で使われている公用語は、カッシー達の世界の英語とほぼ同一という設定があるために、英語のフレーズを伯爵が使う分には物語上矛盾は生じません。

    編集済
  • その10-2 報讐雪恨への応援コメント

     親しかった誰かが、理性のない怪物に変わるのは、ゾンビものの基本ですよね。古くは映画のナイト・オブ・ザ・リビングデッドやジョジョ一部から繰り返す、もはや伝統に近いものかも知れません。

    作者からの返信

    片山さま
    いつもコメントありがとうございます。
    日笠さんも言っていますが、ここまで死と遭遇することなくカッシー達がこれたのは奇跡と言っていい運の良さです(それもまあ話が進むにつれ、理由が明らかになってきますが)
    今回の部は全体的に重いのですが、『死んだ者は生き返らない』。『誰か一人でも脱落したらそこで終わる』という過酷な条件の下旅をしている事、そしてそれまで体験することがなかった死の重さを、カッシー達に感じさせるために挿入したエピソードでもあります。
    上手くかけていると良いのですが。

  • その9-3 先住者への応援コメント

     ナツキ達は、カッシー達より、はるかにたくさん人の死を見てしまったんですね。シリアスさが加速していきますね。

    作者からの返信

    片山様
    コメントありがとうございます。
    10年前は特に触れていませんでしたが、多くの死者が出ているのにあっけらかんとしてるのも不自然だなと思い、リメイクにあたってなつき達カルテットがカッシー達と出会うまでの一月半、どのように過ごしてきたかを追記致しました。

    でもまあ、本来ならPTSDとかなっちゃいそうなトラウマものの出来事を体験しているわけですが、それでも彼女達が復讐に燃えつつタフに行動しているのは、根っからポジティブな変わり者集団『音オケ』だからということで、どうかご容赦を……

    編集済
  •  ここ、良く書けてますね。女の子にとっての恐怖みたいなのが。なっちゃんがホラー映画のヒロインに見えますよ。

    作者からの返信

    片山様
    コメントありがとうございます。
    このエピソードは、10年前はなかったエピソードで今回追加しました。非常に嬉しいお言葉感謝です。