AIにお任せなのだ

主人公左近は、現実にもけっこういそうな、色々とこじらせた男子。
その彼が、AIのハッピーを通じて一人の女子と出会い、特別な感情を抱いて行く。
そのハッピーが、なんともウザい。ご主人の意向をガン無視して勝手な余計なことばかり。でも、それが無ければAIじゃなくて単なる機械だし、そもそもこの主人公じゃヒロインと始まりすらしなかったはずだし、進展もしなかった。
そしてハッピー自身もまた、人とのかかわりの中で成長していて、そういう意味ではウザ可愛いヤツだったと思います。
途中で山あり谷あり、紆余曲折はありますが、ラストには名前の通りハッピーをもたらしてくれる、これぞAIの面目躍如だったのではないでしょうか。
ハッピーの次は、ラッキーさんも作ろう。

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