概要
稀代の軍略家の理想と現実、男は理想に殉じて死地へ征く
河内の悪党楠木正成は「人々の幸せ」を願い、「一君万民」のご親政を掲げて腐敗した鎌倉幕府を倒そうとしていた後醍醐天皇の挙兵に参加する。
続編書きました(2022.12.24投稿開始)。
https://kakuyomu.jp/works/16816700428866547703
●参考文献(というか、執筆の前後に読み散らかした関連書籍)
古典日本文学全集13 大鏡 増鏡 岡一男訳 筑摩書房
日本の古典15 太平記 山崎正和訳 河出書房新社
太平記おもしろ紀行 村松定孝 大陸文庫a
日本史探訪8 角川書店編 角川文庫
手掘り日本史 司馬遼太郎 文春文庫
武将列伝(二) 海音寺潮五郎 文春文庫
「軍師」の研究 百瀬明治 PHP文庫
楠木正成 土橋治重 PHP文庫
楠木正成 邦光史郎 徳間文
続編書きました(2022.12.24投稿開始)。
https://kakuyomu.jp/works/16816700428866547703
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古典日本文学全集13 大鏡 増鏡 岡一男訳 筑摩書房
日本の古典15 太平記 山崎正和訳 河出書房新社
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日本史探訪8 角川書店編 角川文庫
手掘り日本史 司馬遼太郎 文春文庫
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おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!日本史上最高の「悪党」。その美しき生きざま
悪党。
今でこそ言葉通り、悪事を成すものを指し示す呼称だが、かつては「力強き者ども」という意味を持っていた。
まさにこの男こそが、「悪党」の代名詞とも言うべき時代の名将であった。
男の名は、楠木正成。
その知名度に比してあまりに謎が多いこの男は、如何にして戦い抜き、何のために時流に背いてまで朝廷に尽くし、そして散っていったのか。
本作は比較的新しい解釈と古典の両面から切り込み、この正成率いる楠木党の、知られざる一面と生涯に迫った意欲作。非常によくまとめられています。
太平記好きもそうでない方も、大いに読む価値のある珠玉の中編歴史小説です。