今まで、蟻に恐怖を感じる事はなかったのですが、この作品を読んで考えが変わりました。雰囲気のある文章で、どんどん引き込まれてしまいました。
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小さな働きものというイメージがあるアリは、寓話にも書かれているくらい有名。身近にもいるし懸命に働く姿はけなげに見えるけど―― 物語を読んでぞわりと……。アリを見る目が変わってしまいました。
蟻の存在がここまで「恐怖」に変わるのかと言わざる得ない傑作の短編ホラーです。虐めに悩まされる少年は、ストレス発散に蟻を庭で殺していた。すると、夢ごこちでいる少年になんと蟻に喋りかけられ、あるこ…続きを読む
"蟻"を恐怖のシンボルにするというシンプルな設定に惹かれました。万人が弱者をイメージする時、真っ先に思い起こすのは子供の頃に踏み潰して遊んだ"蟻"の存在ではないでしょうか—飾らないシンプルな設…続きを読む
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