夜勤中、一人でいる時にこんなことが起こったら。貴方は、耐えられますか?私は無理かも:(;゙゚'ω゚'):
夜のお仕事をしている人には本当に頭が下がります。私には到底できそうもありません。なぜか? 怖いからです!なぜ怖いのか、その答えがこの話にあります。絶対に夜の仕事はしない。そう決めた話でした。
話口調で物語を語る文章が、自然な怖さが出ています。作者様本人の事情や環境が静かに語られていて、とても心地よい文章でした。その中で少しづつ不気味な感じが入ってくる面白さ。そして、最後の展開は……! お話を読み終わった後の注意書きは読まなくてはいけません。
誰もいないとわかっているからこそ、誰かいたら怖い。怪談としてはオーソドックスながら、ひとひたと迫るような語り口も相まって、ジワリとくる怖さがあります。夜勤のお仕事のお供にどうですか?
きちんと真言に関する注意喚起があって素晴らしいと思いました。興味本位で下手にやると、術は自分に返ってきますよ……
昔、本当に遊び半分でお祓いをやって、酷い目に遭いました。身にしみます。
夜中に電話が鳴るだけでも、なんだかぞっとしますよね。しかも夜中の博物館にて、警備員さんに掛かって来た電話はいったい……。正統派実話怪談って感じでとても怖いです。
読み応えたっぷりの作品です。この作品を読んで、不可解な何かに対し、変な勇気を持って接しない事を学んでください。