歴史のIFの片隅で

遠い未来なのか、それとも明日や明後日、来年の未来なのか。そんな不可思議な、しかし現実に陸続きであるかのような存在感の舞台がまずは魅力的です。そこで目を覚ました主人公が置かれた、現実とは思えぬ日常。それは、我々のような日本人、天災以外に敵のない人間の価値観を激しく揺さぶります。平和ボケという言葉の、その本当の意味を教えてくれるかのような内容、唸らされますね。オススメです!

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