ずっと空手に全てを捧げてきたアキオとその妻ミカのさりげないやりとり。本当にシンプルな話なのに、格闘モノを読んだという実感と、しみじみと残る余韻。この筆力はさすが。
イギリスに住んでいます。 短編『ヤムシラの林檎』と『砂糖はいかが。』は、やや系統が似ていて、食べ物から見るイギリス史。 『お片づけの依頼はエルムバンクま…
支えがあるからやっていける。長ったらしい言葉はいらない。「ごめんね」と「ありがとう」、それだけで伝わる。そんな、心温まる素敵な夫婦の物語です。作中に登場するお茶漬けが優しさとともに身体へと…続きを読む
ずっと空手に時間を費やしてきた夫と、それを支えたいと望む妻。疲弊した彼は、自信の能力と家庭を省みる。そんな彼を癒すのは、妻の細やかな言葉と食事。素朴な味と飾らない会話に見える優しい愛情が、二人…続きを読む
上手く言葉には出来ないのですが、アキオさんが物静かでありながらヒーローのようで、ミカに出来る限り気を遣わせないようにしているのが格好いい(少し違うかもしれないけれど)と思いました。
書いてくださってありがとうございます!やはり、梧桐さんお得意の格闘もの!そして、最後はホロリとさせられました…。信頼して誰より身近に感じる存在だからこそ、見せたくないものもあるし、見て欲しいも…続きを読む
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