夏の情景がうまく描写され、懐かしくもの悲しさを誘う物語。縁側にチリンチリンと鳴る風鈴ような印象を受けました。
毎日働くだけの人生って嫌だ。楽しいことしたい、見つけたい。そんな人間です。 そんな僕に新しく趣味が出来ました。それは小説を書くことです。
生活の中で感じた、心へのひっかかり。ある出来事を契機にして、それらを思い出すことはままある。なぜ蘇るのかというのはとても単純で、不満や快楽、羨望などといった心を掻き乱すものに、人間は良くも悪くも魅…続きを読む
時間にして1時間程。コンビニでアイスを買って帰る。それを描く密度の濃い描写が素晴らしいと思います。日常のできごとに視点をあてる、その目線もすてきだと思いますし、ここまで書ける力がうらやましい!
暑さ、もどかしさ、苛立ち…情けなさ。そして、やっと辿り着いた冷たさ、甘さ。…そして、甘さの中の懐かしさ。暑くて、コンビニへアイスを買いに行き、部屋へ戻って来て、アイスを食べた。——ただ、それ…続きを読む
夜中のコンビニ、蝉の声、溶けるアイス、怒鳴る老人、幼い日の記憶……ぼんやりと仄暗い感情が胸に広がる。 悲しいと疲れたの狭間の様な、なんとも言えない感情が、確かに湧き出てくるのに。きっとあなたはそ…続きを読む
もっと見る