夏の情景がうまく描写され、懐かしくもの悲しさを誘う物語。縁側にチリンチリンと鳴る風鈴ような印象を受けました。
毎日働くだけの人生って嫌だ。楽しいことしたい、見つけたい。そんな人間です。 そんな僕に新しく趣味が出来ました。それは小説を書くことです。
読後にざらっとした感触を残すような文体が、非常に魅力的でした。荒々しい岩肌に触れたような、巧みに刻み込まれた彫刻に対峙したような、そんな不思議な感覚。読んでよかった。他の方にもお勧めします。
夏。熱帯夜の、なんでもないような情景を、冴え渡るみずみずしい感性で描いた作品。いやー、お見事です。感服いたしました……!大きな事件が起こるわけでもないのに、この印象の強さ。夏です。どうしようも…続きを読む
思い出に残らない夏のエピソード。ちょっと嫌なベタベタ感が後半で覆されます!アイス買って来ます!
「壊れたエアコン」、「額に張り付いた髪」、「しゃがれたおじさん」、「べたついた手首」、「蝉」。蒸し蒸しする熱帯夜を想像できるキーワードがたくさん盛り込まれており、その中での甘い練乳アイス。まる…続きを読む
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