距離感から始まるラブストーリーが、詩と記憶、戦いを通して切ない別れへと展開する物語だった。甘くて苦く、恋と使命の狭間で揺れるサクラと主人公の関係が胸に残る。「距離」が「想い」そのものであり、「∞㎝」という別れの表現が詩的で美しい。たとえ記憶が消えても、確かに愛し合った事実は消えない――そんな静かな感動が残る作品でした。
ちゃんとラブコメです。めちゃくちゃ笑えるし。恐ろしく甘々です。でもその物語の奥には、きちんとした理由と登場人物の細やかな心情があるのです。【悲報】ポエミーくん、女子にだまされ対魔部隊に入る。サラリーマンのポエム生活は一転、魔物討伐に。そして詩人は最強へ ←本人望んでない ⌘ 詩魔|ポエトリーデーモンに連なる物語。ぜひ御一読ください。
文芸部の後輩女子、きっとメガネかけてて大人しい子なんだろうな。そんなイメージは速攻で瓦解しました。怖いの感じるほどの後輩の距離感が上手く表現され、読む手が止まりませんでした。
ヤンデレのつもりか……? 否、これは人格破綻者だ……。こんなのに目をつけられたらもはや人生詰みでは……?そんな恐ろしい怪物じみた後輩にタゲられてしまった主人公、何とも哀れ……。そんな哀れな主人公ですが、後輩の切り込み方がぶっ壊れすぎていて、どうしようもなく笑ってしまうんですね。急角度から強襲するホーミングミサイルのような後輩と、それに振り回される主人公、そして読者置いてけぼりの急展開など、笑いながらお読みください。
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