　新しい商品ができると古い商品は忘れられている。

　よくお菓子や日用品のパッケージで使われる手法だ。

　中身がまったく変わっていないにも関わらずに恰も新商品のように見せることにして、消費者に購入を唆す。

　最近のアニメやサブカルチャーでも同じことが言える。

　いくら角●さんが新しい物語を‼　と申しても、それに対して劣化したような商品をビジュアルだけで大量生産をしても意味がない。

　私なら一つに絞ってでもガンダムのような良作を目指したいと思うが……。

　初期ガンダムふるっって思うかもしれないが、コレが最初で最後の良作だ。

　あれだけの人間たちが自身のプライドと命を懸けて争い、仲間を思うセカイモノの話は少ない……。

　いや、昔にはけっこう世界を守る話が多かったな……

　ロボット系や宇宙戦艦ヤマトなどを含むそういう話が多かったのは確かだ。

　一言で今は流行っていないのか？

　ノンノン……ただ、そういう話は使い古されて使えないが妥当か？　

　あるにしても、IOみたいな作品を見る人が少なくなったのが妥当なのかな……

　エヴァみたいな作品、もっとあって良いと思うけど、

　人間模様と巨大ロボ、世界の平和を守りながらも、陰では恋愛下手で普通の人と変わらなくて、友人に殴られても童貞みたいに口を開かない主人公。

　あったな……蒼穹のファフナーだっけ。

　ただの最強キャラアニメばっかり目立つ。劣等生やソードアート。

　あれはめっちゃ面白かったけどな……。それにもいろいろ理由があるよね。

　売れ方はどちらも別々だったな……。

　でも、最近ガンダムを見返したら、……今の作品ってなんなんだろうって考えてしまった。

　自分が見たのは確か中学生の頃が初めてだったかな。

　再放送全部見てから、映画版も見た。

　なんでかな……って思うけど、ただのアムロ以外の人間関係が生き生きしている。

　そして、すべてが叶えられることもなければ、それでも最善を尽くし闘う様子。

　キリストのような善悪二元論ではなく、敵？　の中にもドラマがある。

　そんな単純に見えて、それが複雑に絡み合ってうまく深く絡まっている作品って他には少ない。

　さらに言えば、そのすべてが主人公のアムロと関わっている。

　一人の少年が、戦争に巻き込まれて（居場所がなくなる今までの社会性の損失）、彼らは戦場でアムロを中心に大人になっていく。

　いやあ、分析すればするほど魅力しかない。

　あ――作品書こう、加工

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