ノスタルジックな雰囲気にあふれたエッセイで、内容がとにかく深いです。押しつぶされるような空気を感じる描写と共に、心情を隠さずに語られているので、共感したり、切なさを感じたりしました。食べるという…続きを読む
どうにも懐かしい昭和の食卓にのせられた食事は、あったかくて切なくて、そしてとにかく美味しそう。匂いまで感じとれそうなほど豊かな描写で彩られて、つい読者も食べたくなってしまう。でも安心してね、レシピも…続きを読む
郷土料理に地元の名産、山菜に手作り梅干をつけた思い出。筆者が進学し家を出るまでの、幼少期から青春時代がぎゅっとつまったエッセイです。私もおばあちゃん子だったので、ところどころ共感して泣きそうでした…続きを読む
山形県は大まかに言って、四つに地域が分かれている。庄内地方と言う海端の地域。最上地方という秋田に接する地域。村山地方という県庁所在地を有する地域。そしてこの作品に欠かせない置賜地方と言う、歴史豊か…続きを読む
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