華、茶、書、それから波、そして恋と愛。

華、茶、書、そして波が引き起こす高校生文化ラブストーリー。

華道家の愛染彩華、茶道家の遠藤花鈴、書道家の菊池涼介。
異なる伝統文化が絡まる三角関係。
躍動感のある生け花のような大胆な行動、静かにでも深い味わいを持つお茶のように落ち着いた行動。

そして、
「恋」とは何か?
「愛」とは何か?

迷いがそのまま字に表われてしまう書道家。
このテーマで字を書くには、それを知らなければいけない。
何度も何度も「愛」を書く。

それぞれが伝統文化に触れているからこそ、みんな感性豊かで、ひと味違った、ちょっぴり大人の高校生ラブストーリーになっています。

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