おだやかな文章で綴られる優しくも切なく、心に響く作品です。貧しい私のボキャブラリーでは表現しきれないほどいいストーリーでした。
大学生となりました。 一応文芸部に所属していますが、専ら生徒会副会長として一人雑務に追われる日々を送っています。まだ社畜じゃない、はず。何故副会長は二人い…
読む前にタイトルの意味はわかってしまいますが、読後に涙が出そうになりました。最近泣いてない、という人に特におすすめしたいです。
穏やかな人柄と、まるで読者へ話しかけるかのごとく徹底的に寄り添った男性の一人称が、非常に心地よいです。昨今、一人称とは名ばかりの平易な変哲のない文章が多い中、きちんとキャラクターの個性を押し出し…続きを読む
愛する人への手紙形式で綴られた文。その一途で真っ直ぐな思いに、愛の深さに胸がしめつけられます。切なくも暖かい、そんな小説です
世の中にこんなにも長く純粋であり続ける恋心はあるでしょうか。男性が親しみを込めて誰かに語りかけているような口調で始まるこの物語。桜の時期に語られるそれは、独り言のように、手紙のように、思い出話…続きを読む
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