自らを救わぬと分かっている神。だが信じれば救いはある。人を救うのは神ではなく、神を信じる人の想いなのかもしれませんね。考えさせられる短編でした。
さかしき たすくです。 第9回カクヨムWEB小説コンテストで受賞いたしました。 どうぞよろしくお願いします。
有名な聖句。でも、待って。今ちょっと、堅苦しいなとか思わなかった?小難しいこと言って、よくわかんないなとか思わなかった?もしかしたら、彼はちょっと、違う意味合いで言ったのかもしれない。確…続きを読む
「天国に行けると思って死ぬのは幸せだ。」タイトルとなったセリフより、むしろこの言葉が気になりました。何となれば、アブラハムの宗教、一神教を、煎じ詰めてしまえばこの一文になると思うから。実に見事な…続きを読む
題名を見て、もっと暗くて重い話を想像しましたが、違いました。歴史より現代ドラマの感覚で読むことができます。神様について話すとう作品ですが、難しい話ではありません。宗教色も弱いです。 会話がメイン…続きを読む
生きるということは、いつだって辛く苦しい。ならば、この生の責任くらいは神に背負ってもらおう、と彼は言う。本作のキリストはなかなかにロックだ。彼が人を惹きつけた理由は、案外こんなところにあったの…続きを読む
もっと見る