美しいです。文から淡い色が見えてくるようでした。
現代ドラマを中心に書いてます。ファンタジー作品も三つだけ。 レビュー書くのすごく苦手です。差し上げるのはお星様だけになる事が多いです。ごめんなさい。 Twit…
人は利害で動くといったのは、韓非子だったか。 生物は遺伝子の乗り物であり、遺伝子は利己的であると説いたのは、リチャード・ドーキンスか。 だが、利害で動く利己的な存在であるはずの人間の、駄目な部…続きを読む
この話を読み始めて、まず文章に引き込まれました。恵子の視点で描かれるこの物語はとても静かで、それでいて兄である秀一郎に対する強い思いを感じられました。章を追うごとに進んで行く時間、変わらない想い…続きを読む
これほど美しい文体はない。題名、副題だけでも言葉のセンスがうかがえるでしょう? これは必読ですよ。 昭和初期から戦後にかけての時代背景も、この作品を彩る一つの要素であり、切なさを加速させます。…続きを読む
タイトルと4つの副題を眺めただけで、ふとため息。きっと、今日子色の世界に連れて行ってくれる予感でいっぱいになる。大正から昭和に移り行く、感受性が今より豊かに思える時代。少し年の離れた兄妹の奥…続きを読む
もっと見る