感情と比喩が織りなす世界

 これは「誰かに校閲・しっかりとした(略」用の辛口レビュとなります。

 本作は離別に対する感情と比喩が富んでいてとても良かったです。

 難を言えば「強靭なこころ」という言葉がこの詩の中では表現として生々しすぎるところでしょうか。特に「強靱」の語感が少々浮いている気がします。
 全体的に丸い言葉で表現されているだけに、この「強靱」がちょっと痛い。

 それはおそらく表現の「流れ」として、この「強靱」が効いていないことが原因かな?と。
 比喩でワンクッション置いてから、別の表現で説明をしたほうが、滑らかでさらに2度表現することで「強靱」を用いるより効いてくるかな、と思われます。

「最後に残ったのはこころ
 ずっと中心に存在していた
 わたしを支えた丈夫なこころ」

 とか。(下手ですみません)イメージとしてはこんな感じです。この通りに変えろ、というわけではありませんのでご注意を。

 あとデイブレイクは夜明けとか朝日とかで、表現としては十分だと思われます。

 以上、辛口になって申し訳ありません。
 今後とも頑張ってください!