桜舞い散る歩道で我想うは『桜』の憶え

ノベルならではの淡々としたテンポで小気味よく進行する恋愛短編。

日常の一コマを抜き取った様な雰囲気だが、実際にはまずあり得ないシチュエーションが逆に読み手を安心させる。

幾つかのパルプアクションを経て辿り着いた結末は、実に清涼感溢れるものだった。

とても良い読後感が残る物語。
オススメです。

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