さて、お茶会はいかが？

五人の女性の視点で語られる物語なんですが、非常に面白かったです。あることについて、それぞれが、それぞれの視点から語られる。人の思いや考えがそのテーブルの上で交錯している様がゾクゾクさせてくれる。
そしてある女性の視点が特に面白かったです。見えなかったことが見えるようになる、知らなくていいことを知ってしまうことは幸なのか、不幸なのかも考えさせられたのです。
この話は現代の自分達にも置き換えられると思います。
ぜひ読んでその真意を確かめてもらいたいです。あなたの見ていることはまだうわべだけかもしれませんよ？