消えたシュークリームに思わずニンマリ
- ★ Good!
「誰かに校閲・しっかりとした感想をもらいたい人向けコンテスト」用の辛口レビュとなります。
いきなりですが、物語の展開が少々古いですね。(良い・悪いではなく)
古さも貫けば武器になる。
どうやれば良いかな? としばし考えましたが、現代ファンタジーではなくて伝奇にしてしまえば良いのかな? と思いました。(あくまで私感です)
筆者の物語に「慣れ」を感じるので、少し刺さるレビュとなりますがご了承ください。
まず現段階までの物語の構成ですが、スタートがゼロ地点であることのうま味がありません。
よくある起承転結の「起」の部分ですね。
この「起」は「転」くらいのパワーがほしい。でなければ読み進める力が不足してしまいます。
具体的なうま味は、謎・文体・事件で演出できます。
それら3つの力、あるいはいずれかの力で物語を牽引するのですが、残念ながら現時点ではいずれも力不足でした。
何故力不足なのか? という部分については、おそらく物語の世界観・謎を追ってもらいたい、という意図のためかな? と感じました。(違うかもしれません)
筆者が読者に読ませたい意図は、なるべく手短に。あくまでエンタメですので世界観・場面ではなく、物語に比重を置いてみてください。
それなりの魅力(うま味)が出せるのであればスタートから。そうでなければ途中から――具体的に「始動」からでも良いです。
次にサキの魅力が足りません。
もっと彼女は輝ける。
彼女が輝けば、この物語はもっと色づくことでしょう。
辛口になってしまい、申し訳ありません。
以上でレビュを終わります。ありがとうございました。