まさにハイセンスな一作

序盤から終盤までずっと面白い作品でしたが、特にプロローグパートの雰囲気は最高でした。
思春期の少年とずっと無垢な少女と妖精が織りなすメルヘンな雰囲気がとても幻想的で素敵でした。

終盤では重い展開が待ち受けていますが、作者の計らい(?)でギャグテイストに仕上げられており、そこまで重く感じずに読むことができました。このセンスは凄いです。いろんな意味でw

終盤、社会的ハンデを背負った少女の、胸を締め付けるような切な願いに思わずほろりと感動してしまいました。
是非ご一読ください。

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