最終回 いざ!最終決戦へ

 なんだかんだで一年かけてカクヨームの送り出した怪人たちを撃退してきたウンエイジャーは超優秀!


 日本国民はウンエイジャーに感謝と尊敬の念をもって彼らの闘いを応援してきた。


 だがしかし、ついに暴走システム・カクヨーム本体がウンエイジャーとの直接対決を挑んできたのだ!


 ボスキャラとの最終決戦はまさに死闘となり、全身スーツも血と泥にまみれ、最終回お約束のマスク割れもきっちりと見せたウンエイジャーの五人。


「俺たちは…まだ…終わっちゃいねぇぜ!!」


 ウンエイレッドの熱い言葉に仲間が頷き立ち上がる。


 最後にふさわしい派手な名乗りでポーズを決める五人。


「荒くれ者には制裁を!ウンエイレッド!」

「書籍化めざせ!ウンエイブルー!」

「なろうに負けない!ウンエイイエロー!」

「コンテスト賞金ひゃくまんえん! ウンエイゴールド!」

「細かく改善!ウンエイシルバー!」


 最後の五人そろっての名乗りはさらに派手に、かっこよく!


「書ける!読める!伝えられる!

 カクヨムを愛し、管理する!

【運営戦隊ウンエイジャー】!!」


 スーツアクターさんの背中の火傷を心配してしまうような火薬の量は、さすが最終回!


 そんな爆発の中を走り抜け、五人は力を合わせて最高の必殺技を繰り出した。


「いっけぇぇーーー!!!」


 五人の叫びと共に、光と化した必殺技はカクヨームの心臓部を貫き、実体化したカクヨームは光の粒子となって姿を消した。


「あっ!カクヨームにアクセスできるぞ!」

「小説が読めるようになってる!」


 ウンエイジャーの手によって正常なシステムに改変されたカクヨームは、これまでのように日本の電子書籍を統括する優秀なシステムに戻り、日本に再び平穏が訪れた。


 普通の会社員に戻り、日本国民が快適にカクヨームを利用できるように日々管理に勤しむウンエイジャーの五人。


 日本に平和が戻っても、君たちの活躍は決して忘れない。


 ありがとう! ウンエイジャー!


 ありがとう!運営さん!



(完)

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カクヨム・ヒーロータイム!! 侘助ヒマリ @ohisamatohimawari

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