第6話 攻防戦
そのうちにカクヨムたろうの身にも変化が現れ始めました。
そう……複数アカウントによる不正の数々。
それらはまるでゴキブリの卵から生まれてくるチビゴキブリのように数を増していきます。
朝に夕にその繁殖は止まらず、カクヨム太郎の徹夜は続くが、土日は休みます。
その魔の手は「詩・童話・その他」ジャンルへも伸びていき………………
カクヨムたろうはおばあさんのために、ある手を講じたのでした。
それはコンテスト。
コンテストによって、全くジャンルから外れてしまうために悪手から守り通せる……。
カクヨムたろうはそう思い、おばあさんのためにカクカワという自らを創造した神に祈りました。
「良いだろう……カクヨムたろう……お前の願い、聞き届けた………………」
神は慈悲を垂れて、カクヨム太郎の悲願はかなったのです。
しかし……………………
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