第10話 野望
おばあさんは★を増やしレビューや応援コメントを貰うたびに自信を深めていきました。
そして、ある日……カクヨムたろうが来てから2年目に。
「あたしゃ、コンテストに応募するよ」
ついに来てしまった……カクカワの神によって催され招集されるコンテストに、とうとう大事に守ってきたおばあさんを献上せねばならなくなったのです。
しかし、コンテストは清濁併せ持つ混沌の世界。
その世界で、おばあさんは自分の野望を成し遂げようというのです!
カクカワの神を頂いているカクヨムたろうにとって、おばあさんは生贄の羊のように思えました。
我が子の首を裂いて、その血を捧げるような気持ちっぽい。
おじいさんはそんなカクヨムたろうの気持ちも知らず、おばあさんを讃えています。
持ち上げてんじゃねぇよ、じいさん!
カクヨムたろうは日頃お世話になっているおばあさんをいかに傷つけず、コンテストを諦めさせるべきか悩むことになったのでした。
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