第17話 卒業
カクヨムたろうはおばあさんとおじいさんに、言いました。
「ここでわたしのなすべきことは終わりました。わたしは新たなる地で、もっと大勢の人のために運営をしていきます」
「なんと……寂しくなるぞ」
おじいさんが泣きました。
「カクヨムたろう、これを持ってお行き」
おばあさんがカクヨムたろうにきびだんごをもたせました。
「おばあさん、おじいさん、今までありがとうございます。でもきびだんごに何の意味があるんですか」
カクヨムたろうは袋いっぱいのきびだんごを掲げていいました。
「腹が空いたら食べたらいい」
まんまです。
「ありがとうございます。わたしに家来は必要ありませんが、そろそろ人員に困っていたところなので、きびだんごでスタッフを雇うことにします」
カクヨムたろうは、都へ――多くの才能ある作家たちのいる地を目指し、旅立ったのでした。
ちなみに途中仲間になってくれたスタッフは賃上げ交渉を繰り返し、いまもカクヨムたろうを苦しめています。
頑張れカクヨムたろう! 負けるなカクヨムたろう!
ありがとうカクヨムたろう!
カクヨムたろう物語 藍上央理 @aiueourioxo
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