最後に生き残るのは、どの性質なのか。

こんな話を聞いたことがあります。

現在発達障害と言われるADHDや自閉症、アスペルガーなども、遺伝として残っている以上有益な部分が実際は多分にあり、過去の偉人などを見ても、多くがそれらの要素を持つ人々であったと。

結局、現在障害と言われている性質でも、それはただ現代人の集団生活に馴染むのに不適であるが故に「障害」と言われているだけで、実際は人間として生きていく際には、多くの有益性が存在し、それ故に現在も脈々と受け継がれているのでしょう。

この作品では、そんな受け継がれる優劣というテーマを我々に問いかけつつも、娯楽作品としての体を失わずに最後まで描かれており、とても好感が持てました。

短い時間でさっくりと読めるので、ぜひご覧になってみて下さい!

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